トリュフ マルシェ

トリュフは、『黒いダイヤモンド』と呼ばれ、独特の香りで、松茸のような高級食材です。

ここはトリュフの産地でもありまして。養殖トリュフがたくさんあります。と言っても、菌を接種したブナとかナラとかの苗木を植える方法です。

うちもこの土地を買った年に苗木を20本くらい植えて。。。もう15年くらいになりますか、今年、やっといくつか取れました。

ご近所さんが犬を使って見つけてくれたのです。ちなみに自然にもあるものでその見つけ方というのもあるのですが、一般に豚、訓練された犬が使われます。ホントに『ここほれワンワン』って感じで、びっくりっ!

で、今の時期、この地方ではトリュフ市場が毎週立ち、今回初めて、そのご近所さんに連れられて、そこで売ってきました。

プロでなくても、一個からでも売れるのです。と言っても、客との間に駆け引きがあるわけで、私たちのようなまったくの素人には恐ろしくて手が出ません。その友人の老夫婦が一緒に行ってくれたから行けたのです。

行くと、テーブルがあって、そこに自分のトリュフを並べて、これが籐カゴに赤いナプキンを敷いて、その中にトリュフを入れるのですね。決まっているわけではないようですが、何となくそういう習慣らしいです。

で、そのテーブルの反対側にはプロや素人、いろいろな客が、ロープが張られた向こう側に待っていて、市が始まる前からそれぞれのトリュフの品定めをしています(怖い)

だいたい互いの値段が合えば、もう市が始まる前に暗黙の売買が成立してしまって、買い手が既に決まった『売約済み』はさりげなく赤いナプキンでトリュフを隠しておきます。こんなこと詳しいお百姓さんの友人と一緒だったから分かるわけで、ポツンと行っても誰も教えてくれませんからね。価格の相場みたいのも。

価格は『1㌔いくら』で計算されて、自分のトリュフの重さで値段をはじき出します。トリュフの状態により幅がありますし、売り手が値段を高めにつけるとか、いろいろ駆け引きがあって…私たち夫婦にとって一番苦手なこと。だいたいウチのトリュフがどの程度のものなのかもわからないし…。また客の方も『見る目』がないと難しいですね。

で、時間が来ると、ピーッという笛の音とともにロープが外され、道に溢れていた客が一斉に群がり…だいたい10分くらいでトリュフはきれいになくなり、市は終わりました。

今回の相場はだいたい1㌔700~800€(10万円前後)ということで、ウチの200gのトリュフも無事売れてくれました。買ってくれる人がいてよかった~。

明日は、家に残しておいたトリュフで、トリュフオムレツを作るつもりです。(最初の写真は土の中から取ったばかりの、土つき、まだ磨かれざる原石デス)

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by iroirohitorigoto | 2018-01-24 07:33 | フランスの田舎暮らし