トイレ事情/ベニス5 

これはフランスも同じだが。

ベニスの公共トイレは有料です。

「イタリアだ。まずは本場のピザだっ!」とピザを食べてしばらくしたら…娘が腹痛に。

私はもともとピザ好きでもないし、大して美味しくもなかったのでわずかしか口にしていなかった。

残りはみんな娘が食べてた。


あそこにトイレがあったはず、と小銭を手に、脂汗をかきながら人混みの中走っていった。

私は、荷物を手に、待つことしばし。もう夕暮れ時。

帰ってきた娘が曰く。

「トイレもう閉まってたっ!」

「カフェで頼んだら断られた」

「『1€払う』と言ったら、『それなら』とやっと使わせてもらえた。…間一髪助かった…」と。

聞いてるこちらは唖然。

そうか、いざという時はお金を払えば使わせてもらえるのか、と娘の機転に内心感心しつつも。

しかしっ!

酷すぎる。


子供たちがまだ幼い時、フランスのスーパーでもあった。子供の突然の腹痛。

スーパーの店員に頼むも断られ、

しかたないから駐車場の隅の草むらで。

フランスに来た直後のことで、カルチャーショックのひとつ。


今は大型スーパーなどレジの外側にトイレがあるが、10年前は、『(客用は)ない』か、あっても店員に鍵を借りて荷物を預けていかなければならなかった。今でもそういうところはある。

「日本人は『水と安全はタダ』と思っている」と言われて久しいが、今時さすがの日本人も、こちらの人ほどではないにしろ『安全がタダ』だと思っている人は少ない、と思う。

だがしかし、『トイレはタダ』と思っているはず。絶対。

どこにでもある、無料トイレ。

そう、日本はトイレ天国なのです。


娘はその後首周りにブツブツができていた。

一体何を食べさせてくれたんだ?イッタ~リア?





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by iroirohitorigoto | 2017-09-30 03:50 | 出不精な私でも旅をする