イノシシ肉

たまにイノシシの肉をもらいます。

周囲はほとんど猟師です。

それで、野性の肉。


本日の夕飯はそれ。

胸のあばら肉?

フライパンで焼いたら、すっごい煙が家じゅうに、ゴホゴホ。換気扇が壊れたままなので。

家じゅうの窓を開けて、寒い中食べてました。

気分は『アステリクスとオベリスク』

昔の西洋人は、こういう肉を手づかみでかぶりついて食べていたんだなぁ、と。

歯が強くなるわけだわ。


硬いし味は濃いけど美味しかったです。

何たって、野性っ!

付け合わせは、冷凍してあったインゲンマメ。

ワイルド~っ!





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# by iroirohitorigoto | 2018-01-10 03:57 | フランスの田舎暮らし | Comments(0)

皇紀2678年

今年は、皇紀2678年です。

西暦に660年を足したものが天皇暦。神武天皇即位から数えて。

西暦って、要はキリスト教暦。

私も、日本にいる時は何の疑問も持たず、元号と同時に、普通に西暦を使っていました。

もっとも昔は今より元号が前面に出ていて、公文書などはすべて元号。


さて、フランスに来てから、ある時、現在でもイスラム暦ユダヤ暦といろいろ使われていることを知ったのです。

西暦が、実はキリスト教暦であることを改めて認識したのもこの時でした。

すると生まれて初めて不思議に思ったのです。

「それでは、なんで日本はキリスト教暦を使っているの?」と。

当時は皇紀なんて知りませんでした。


『暦を支配するものが世界を支配する』と言われます。

聖徳太子が初めて、大陸の影響下から独立するために、日本独自の天皇暦を作ったとのこと、たぶん、うろ覚えですが。

その後の初めての元号は『大化の改新』の大化だったはず。


ということは、現在の世界は、なんだかんだ言って結局未だに白人キリスト教国家の支配下にあるということ。

少なくとも日本では。

そしてそれがますます強まっている…今では公文書でも西暦が何の疑いもなく使われている状況なわけで。



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# by iroirohitorigoto | 2018-01-09 04:24 | 見たり/聞いたり/考えたり | Comments(0)

謹賀新年

明けましておめでとうございます。


フランスの、たぶんキリスト教国すべての、一番大切な日はクリスマスで、お正月は二の次で、元旦は祝日であるものの、2日からは仕事が始まります。

あまり正月気分は味わえません。

もちろん大晦日から元旦にかけて、家族や友人と集まって楽しむ人、特に若者は多々いますが。

田舎暮らしの老人夫婦(?)じゃね…さっさと寝たい111.png

それでも本日元旦は、次女夫婦が来てくれて、仕事で来れない長女や長男からも電話があって。何でも朝4時過ぎまで働いていたとか。



これで結構日本の行事を大切にしている方で(たぶん)、以前はそれなりにおせち料理を作って重箱に詰めて並べていたのですけど、年とともに疲れてきたし、結局夫婦二人だけで伝えるべき次世代は家を出てしまったし、ということで手抜き気味。

それでもお餅はついていて鏡餅は作って飾っおりますが。いつもは玄関のお飾りも作っていたのですけど、去年はホントに久しぶりに秋に里帰りができたので、簡単なお飾りを買うことができました。

今年の正月料理もどきはコロッケ。次女の夫は日本のコロッケが大好きで、偏食の激しい難しい男なのですけど、これは大喜びで食べてくれるので。あと自家製野菜サラダに小さなおにぎり。我が家に代々続くフルーツ寒天。夕飯には、お餅で作ったピザ。お雑煮作っても、無理して食べてる感が強いのですけど、この餅ピザは大好物。

お天気が悪く、半嵐という中、次女夫婦とゲームしたりしながら楽しいお正月でした。

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ないないづくしではありますが、手作り正月で心は錦。たかがコロッケされどコロッケ、日本のパン粉で作ったコロッケって、実はこちら、特に田舎では高級品なのです。で、この何の変哲もないコロッケレシピは日本の友人だった戦前生まれの老夫婦から受け継いだもの。

そうやって、親から子へ、子から孫へと引き継がれていく家庭の味って、平凡ですけどステキですよね。



今年もよろしくお願いいたします。






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# by iroirohitorigoto | 2018-01-02 06:16 | フランスの田舎暮らし | Comments(0)

クリスマス

クリスマスです。

今年は、次女夫婦の家に、次女・夫の両親、兄弟、叔父など、うちの方は、夫と私、長女とBFとその母親・・・ということで総勢14人が集まりました。(長男は例によって、仕事でおらず145.png)



こちらのクリスマスは、一族の集まる日。夕食は8時頃からはじまって、夜中の12時にプレゼント交換。

欧米は、特にフランスなんかは『個人主義』の国と言われていますし、私もそう思っていたのですが、考えていたよりずっと家族の絆が強い気がします。

もちろん『壊れた家族』は多々いるのでしょうが、少なくとも私の周囲の人たちの家族のつながりは、ある意味、日本の私自身の家族よりも強い気がします。

だからちょっと驚きで。



BF・GFも、結婚前提の特別な関係というのではなく、今付き合っているという相手でも、うちの子供たちも紹介してくれて会いに来て、一緒に食事し話をしたりしています。他の家庭もそんな感じ。で、その親とも、招待されたりしたり…特に親しくなるわけでもありませんが、つきあっています。

こういうのは想定外でして。 


見ていると、親子の間も相当親密で、遠くに住んでいても毎日のように電話で話しているだとか…うちも親密ではありますがだからと言ってしょっちゅう喋っているわけではないので、これも驚き。もちろん親子の間がうまくいかない家庭もあるのでしょうが、どう言えばいいのでしょう? もっと冷めていると思っていたので。



クリスマスと言えば、もともとは、キリスト教以前にあった信仰をキリスト教がのっとったもの。冬至後、太陽が再び生き返ってくることへの喜び祈りだったわけで。これは日本の神道にもあり、天皇の大切な祭祀があったはず、明治以前は旧暦で、その祭祀は本当に、冬至以後の太陽再生時になされていたはず…ということで共通しています。



いわゆる『宗教』に殺される前の世界中の自然信仰にはみんなあったのでしょう。考えてみれば当然のことです。昔の人はもっと自然と密接に生きていたわけで、冬至を境に日が伸びてくるのを感じないわけがありません。それは、新し生命の『誕生の喜び』





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# by iroirohitorigoto | 2017-12-27 02:59 | フランスの田舎暮らし | Comments(0)

モロッコ

私でなく、息子の話。

息子(とGF)がモロッコへ4x4で行ってきました。

私(と夫)が日本に行っていた時期とだいたい同じ。

モロッコはいつか行ってみたいと思っているのですけど、いや、なかなか興味深い。

北部は観光客慣れしてて攻撃的でホントに嫌になって、行った当初は帰ってこようかと思ったけど、がんばって南部の砂漠方面にいったら、人々もちょっとは素朴でよかったとか…。

これ、自分たちで、また車で行っているから見ることのできる『地の光景』で、ツアーじゃなかなか体験できませんよね。



で、モロッコは観光客頼りの貧しい国なのですが。

人のいない場所でゆったりしたいから、そういう場所を探しては車を停めるのですが…全然自分たちだけになれないって!『どういう意味?』って尋ねますと…。

北部では、道路から外れた場所にとめていたら、道路を遠くから大型トラックが走ってきて自分たちのところで停まって…何だろうと見ていると子供が10人以上降りてきて、彼らを置いたままトラックは去って行ってしまって…その子供たちが「ボールペンをくれ」と詰め寄ってきて…「ない」と言うとみんなで石を投げてきて…慌てて車にのって逃げてきた…とか。

砂漠の道路わきに車を停めて、風景を眺めていると、はるか遠くに人影が現れ、何かと見ていると、ものすごいスピードで自分たちのところまで走ってきて、石をバーっと目の前に広げ…石売りなのだけど…「いらない」と言ってもしつこくしつこくねばられて、そんなこんなの最中に、その石売りははるか遠くにバイクが一台停まったのを見ると、凄いスピードで石を箱に片付け、その箱を両手で前に持った状態で、これまた凄いスピードでそのバイクに向かって走っていた…と。様子を想像すると笑えますが、彼らにしてみれば必死で笑えるところじゃないと思いますけど。

景色のいい崖のところで写真を撮ろうと構えていたら足元の崖の下から頭がぬっと現れ…「石買わんかね?」と。思わず悲鳴を。

とにかくどこへ行っても子供たちは「お金をくれ」とついてくるし、物売りがすぐに寄ってくるし…全然静かに休めないのだとか。



野宿しようとするとどこからともなく警察がやってくる。だだっ広い砂漠でいくらでも場所はあるのに、警察が自分たちのすぐ横に停まって、そのまま監視、あるいは警備をしている…ある時、すっごいボロ車が来て、Tシャツ短パン草履野球帽(?)の二人組が出てきて「警察だからパスポートを見せろ」と…警察だなんて信じられないし「警察だったらそんなぼろ車じゃないし、制服着てるはずだ」「パスポートは絶対見せないっ!」と押し問答していたら、「すぐ戻ってくる」と言って去っていった…もしかしてギャングかなにかで大勢仲間を引き連れて戻ってくるかもしれないから、鉄パイプを手に持って待っていたら、しばらくして本当に警察の車で制服着て戻ってきたので、ひとまずホッと。

他でも野宿しようとしたらすぐに警備員だかと警察が来て、「ここは危ないからキャンプ場へ行け」と。理由を聞いても「何があるか分からないから」の一点張り。これこれこうでお金がない、と説明したら「お金の問題なのか。よしお金は払ってやるからとにかくキャンプ場へ行け」と。キャンプ場では「彼らのお金は払うから何でも食べさせてやれ」と。

発展途上国というと「賄賂」はついて回ると思いますけど、モロッコはここ2,3年で変わったらしい。何でも国王が、モロッコは観光で食べている国なので、外国人観光客を大切にしろとの法律を作ったのだとか。外国人観光客に事件が起こって観光客が来なくなったら国民が食べていけなくなってしまうので、警察などは全力で外国人観光客を保護しているそう。賢い王様ですね。



しかし、『観光立国』。どこかで聞いた言葉。どこぞの政府が「観光立国」ぶちあげていませんでしたっけ?すでに外国人だらけだし。
日本のとある地方では既に外国人相手の白タク解禁になったのだとか何とか…。

日本って、…目指すは、というか今まで通り「技術立国」でいいわけで。 何が哀しくて外国人に媚びを売らなければならないのでしょう。 国の宝である技術者をわざわざないがしろにしていって…日本って、有り余る宝を持ちながら、それをみずからドブに捨てているような…ノーベル賞受賞の山中教授が研究のために寄付を募っていると聞いて、唖然とするばかり…過去の積み重ねがあるから今があるわけで、このままなら未来はないでしょう…。

モロッコの土産話を聞きながら、祖国に思いを馳せたのでした。日本はこんな国になりたいのか、と。



行きはよいよい帰りは怖い。モロッコへ入るのはめちゃ簡単ですけど、さてスペインに戻るとなると、国境越えが厳しいのなんの。
車が並んで5時間以上待たされたと。そこには難民移民???が山のようにいて、お金をせびる。一緒にいたスペイン人が注意いてくれたそうです。ドラッグなど人の車に入れたりするから、気をつけろ、と。それで捕まったら牢獄行きだし。その彼、自分の車をガンガン蹴っているから、何をしているのか聞いたら、何でも、自分の子供だけでも(ヨーロッパへ)、と車の下に(?)赤ん坊を隠す親もいるのだそうで、車を蹴れば、もし赤ん坊がいれば泣くから、だそう。

そこには日本人もいて、やっぱり騙されていたそうで。20€払えば、近道教えてやる、と。息子はどこにそんなのがあるのよ、とさんざんやりあって追い返したのだけど、その日本人グループは、まんまと20€ちょろまかされて、だけどやっぱりそんなのなくて何時間も待たされてて、貰った、その、何が書いてあるんだか分からない通行証とかいう紙一枚は笑って「記念に取っておく」と言っていたそう。

だいたい言い値で買うのは日本人アメリカ人ドイツ人だそうで。フランス人はもともとケチだから、と思ったけど、もともとフランスの植民地でフランス語が通じるから、フランス人には何かとやりやすい、というのもあるのかも。



などなど息子の話を面白おかしく聞きながら、かの地に生きる人々の逞しさというかなんというか、圧倒的な生命力というか、でも多くの国々は、実はそんなもんなんでしょうし、そういう人々が難民移民として日本に入ってきたら、ひ弱な日本人じゃとても太刀打ちできないなと暗雲たる気持ちになってきて。

ところで砂漠の水はしょっぱいそう。水は飲まなかったけどGFは3回お腹を壊してしまったそう。生野菜のせいかな?息子は何と全然大丈夫で水を飲んでも平気だったと。「虫下しでも飲んどいた方がいいんじゃない?」とは言っておきましたけど。



外国に行って、その地のそこら辺に生えている雑草を3種類ぐらい口の中でモグモグモグモグ唾液とよく混ぜて飲み込むと、もう水にもあたらない、とどこかで読みましたけど、ホントかな?いつか試してみたいですけど。



モロッコ、昔から行きたかった国・・・でも息子の話を聞いて、行ってみたいようなみたくないような…怖いもの見たさ?…すべてにおいて交渉しなければならないようなので、その体力気力があるのかどうか…ないですよね、やっぱ。話聞いてて疲れちゃうのですから。



でも🐪は可愛かったし、砂漠の(と言っても、モロッコの砂漠は岩砂漠です)、満点の星空は美しかったと。 


やはり一度は見たいかも…。






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# by iroirohitorigoto | 2017-12-23 22:24 | 出不精な私でも旅をする | Comments(0)